藤井幹明さん(ボランティア・スタッフ)「私の酒道〜つぐこと・つがれること」

 

 午後6時半からはじまった藤井さんのトークイベントには、沢山の方にご来場いただきました!その数およそ30名。お酒の話は皆さんご関心があるんですね。いやこれは藤井さんの人徳なのかも。
 さて、お話の内容は多岐に渡りました。藤井さんによれば、酒道とは「お酒の楽しみ方をわきまえること」。藤井さんは、彼独自の「客観的・科学的」な方法でお酒とお付き合いされてきたそうです。今回のお話は、そんな長年にわたる酒との付き合い方のほんの一例が紹介されたに過ぎないのでしょう(実際に、藤井さんがご準備されたレジュメの半分ぐらいはお話することが出来ませんでした)。
 「理性と知性」とお酒で付き合うこと。自己責任で、何かと付き合うことはお酒に限らず、人生の他のことにも共通するのではないでしょうか。僕たちのまわりには、法律などの外的な規制/ルールが沢山あります。そうした規制/ルールを遵守することは、この社会に生きていくには勿論大切なことです。しかし、既存のルール/規制は「社会人」や「一般市民」といった誰にでも当てはまるものとして想定されたものです。ですので、個々人が何かと上手くつきあっていくためには、それぞれの人が自分自身のために規制/ルールを作ることがきっと大切になるでしょう。
 藤井さんの「酒道」とは、そうした自分自身による、自分自身のための規制/ルール作りの一例だったように思いました。


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