一日撮影大会!その2

その1からのつづき。

ギャラリー南に展示する毛原さんの作品のため、
ボランティアさんやプロジェクトメンバーたちと、一日撮影大会を行いました。

料理番組のあとと言えば・・・

「やっぱり昼ドラでしょ!」ということで

ラジオドラマの収録です。


今回のてんとうむしプロジェクトのメンバーの中には、

偶然にもラジオのシナリオライターをやっている方が参加してくれています。

そして今回、てんとうむしのために1話書き下ろしてくれました!


この話は、京都芸術センターにいる「ある人物」が、来館者に質問をし、来館者が即興で答える、というもの。

今回の収録では、ボランティアさんが「ある人物」と、来館者になりきり、演じてみました。




はたしてどんな話となったのか?

そして「ある人物」とは・・・?


それは、収録番組を聴くまでのお楽しみです。



そして夕方。

次の番組は「歌番組」!

歌う曲はただ一曲。

そう、「明倫小学校校歌」です。

京都芸術センターの建物は、少子化の影響で廃校になった明倫小学校を、当時の面影を残しつつ、改築して作られました。

明倫小学校は、学区制ができる前に作られた、日本でも最も古い小学校のひとつ。


ベテランのボランティア・スタッフの一人、きへいさんは、明倫小学校の卒業生でもあります。

久しぶりに歌う校歌ということもあって、楽しみにやってきてくれたようです。

参加者は、楽譜はあるものの、ニュアンスがわからないので、きへいさんに教えてもらうことに。



「まさか歌唱指導をすることになるなんて・・・!」と、

驚きながらも楽しみつつ、先生をしていただきました。


きへいさんにとっては、明倫小学校は子ども時代を過ごした、思い出の場所。

それと同時に、京都芸術センターのボランティア・スタッフとして、

新しい思い出を重ねていく場所でもあります。

年代問わずたくさんの参加者たちに囲まれて見せた、きへいさんの笑顔が印象的でした!


このほかにも、のどじまん、ラジオ体操、「ボランティア・スタッフ語る」など、全部で6つの番組を収録しました。

収録した番組は、ギャラリー南で上映され、会期中に更新もされる予定です。



さらに、ギャラリー南には、見に来てくれた方にも即興で番組をつくれるブースが設置されます。

番組を一緒につくることで生まれる新たな発見や楽しさ、人とのつながりを

たくさんの人に感じてもらえることを願っています!