「毛原さんのスタジオ訪問」の回

 1月18日に東山区にある毛原さんのスタジオを訪問しました。
 関東出身の毛原さんは現在、HAPSスタジオ(旧・新道小学校)の一室で制作活動をされています。
京都芸術センターと同じように、廃校になった小学校の校舎を利用して作られたスタジオに入ると、
ボランティア・スタッフからは「懐かしい〜!」という声が聞こえてきました。

 毛原さんは、テレビやラジオの微弱な電波を使ったプロジェクトを全国で行ってきました。
「まずは体験してみよう!」ということで、毛原さんがカメラを向けると・・・



ボランティア・スタッフがテレビに映りました!

映像は通常のテレビ放送と同じように、近くにあるすべてのテレビでチャンネルを合わせると見ることができます。
微弱な電波なので、遠くまでは届きませんが、近くの電波が届く範囲の地域ではどのテレビでも見ることができるそうです。
(古いテレビの画面で見ると、まるで映画俳優みたいで素敵ですね!)

さいころから何かを作ったり、分解したりすることが好きだったという毛原さん。
「<説明書にない使い方>を発見したい」という言葉が印象的でした。
今の子どもたちは、自分で遊びを発見したり、つくる経験が少なくなっているような…。
学校や教育施設でもボランティアをされている参加者からは、そうした今の学校教育を心配する声もあがり、話が盛り上がりました。

次回は東さんとのミーティングです!