展覧会基本情報

 京都芸術センターは、開設10周年記念事業として、2010年3月5日(金)から28日(日)まで『未来への素振り』展を開催します。この展覧会は、ボランティア・スタッフが中心となって組織する「てんとうむしプロジェクト」によって企画運営されるもので、出品作家に小山田徹と伊達伸明を迎えます。
本展は2つのセクションによって構成されます。伊達伸明がメインコーディネーターをつとめるギャラリー北には、記憶をテーマにした空間を作り、これまで私たちが日々の生活の中で何に触れてきたのか振り返ります。他方、小山田徹がメインコーディネーターをつとめるギャラリー南には、ミニアートセンターを作ります。日々の生活の中で使っている物や深く関わった物といった、個々人にとって身近な物を展示し、会期中連日、レクチャーを開催します。レクチャラーをつとめるのは、主に「てんとうむしプロジェクト」に参加しているボランティア・スタッフです。
 『未来への素振り』展では、来るべき未来に対する準備運動として、これまでの過去・現在を振り返り、語り、他者と共有します。そしてそうした「素振り」を通して、未来を想像/創造することを目指します。


【展覧会名】未来への素振り
【出品作家】小山田徹、伊達伸明
【会期】2010年3月5日(金)−3月28日(日) 10:00−20:00 会期中無休
【会場】京都芸術センターギャラリー北・南〔入場無料〕
【主催】主催:京都芸術センター、文化庁(地域文化芸術振興プラン)
    ※地域文化芸術振興プラン事業は25日まで。

☆会期中、関連イベントを連日開催する予定です。詳細は京都芸術センターホームページ(http://www.kac.or.jp/)もしくは、2月中旬頃より配布予定の展覧会フライヤーをご覧下さい。