第2回ミーティング
2012年6月24日(日)、第2回目のミーティングが実施されました。
午前中は、柴川さんが各地で行っているプロジェクトについて理解を深めるため、「ローラー拓本」の体験ワークショップを行いました。
初めに、どのような手順で拓本を取っていくかの説明を受けます。
そして、まず柴川さんのお手本から。
その後は、3〜4人ずつのグループに分かれて、実際に拓本を取っていきます。
普段、私たちが生活の中で使っている、身近なものたちが、どんどん化石になって発掘されていきます。
前回、映像で見た「ローラー拓本」を実際に体験することができました。
「思ったよりローラーの動かし方が難しかった」
「いろいろなものを並べてから、紙をかぶせて拓本にしてみると、なんだか印象が違って、おもしろい!」
など、子ども時代に戻ったように楽しめました。
午後は、前回出席できなかった人向けに、もう一度柴川さんの作品について知る勉強会を行いました。
プロジェクトに興味を持ち、参加する人がどんどん増えていくと良いな、と思います。
次回には、展覧会に向けてのアイデア交換会も行う予定です。
初回ミーティングレポート
2012年5月27日(日)、初回のミーティングが行われました!
京都芸術センターのボランティアさんと柴川敏之さんの初顔合わせです。
まずは、柴川さんの活動を知るための勉強会からスタート。
長方形に並べられた机の真ん中に、黒い布をかけられた学校机がセットされています。
プレゼンテーションが始まると、黒い布の下から2体の招き猫の化石作品が登場!
自己紹介代わりに、という柴川さんの楽しいおもてなしでした。
柴川さんの作家活動の始まりから、各地で行われた展覧会・プロジェクトの様子など、丁寧に教えていただきました。本当にたくさんの活動を行ってこられたことに驚きです。
そして、第2回目のミーティングでは、実際に「ローラー拓本」ワークショップを体験してみることになりました。
次回のレポートをお楽しみに!
てんとうむしプロジェクト04、はじまります。
「てんとうむしプロジェクト」は、京都芸術センターで活動するボランティア・スタッフと共に展覧会を企画し、また運営していくプロジェクトです。2010年から始まったこのプロジェクトで、これまでに3回の展覧会を実施しました。そして2012年、4回目のプロジェクトが始まります。
2012年度に実施する「てんとうむしプロジェクト04」では、41世紀の未来から「現在」を見つめるという視点で制作を続ける作家、柴川敏之氏を招へいします。
柴川氏は、日常のごくありふれたモチーフを化石化することによって、私たちの身の回りにあるごく普通のものを、「現在」を象徴するものへと変換し、「現在」とは何かを問いかけています。「歴史は過去、現在、そして未来へと続いている。2000年後の未来を考えるということは、「現在」を考えることである。2000年後の化石作品を通して、現代の位置を改めて意識し、今の時代に生きることの意味をより認識できるはずである」と語る柴川氏。
これから、プロジェクトがどのように進んでいくのか。
このブログで報告していきます!
【関連企画】「校舎をつなぐつなわたり」を行います。
「てんとうむしのつなわたり」展も残すところ後1週間。
しかし関連企画はまだ終わりません。
23日には京都芸術センターが小学校だった際の校舎である、
二つの建物をつなぐ、つなわたりの実現を目指して準備中です。
【関連企画】
○「校舎をつなぐつなわたり」
3月23日(水)15:00頃〜夕刻にかけての実施をめざしています。時間は未定です。
※現在進行形の計画です。実施できるかどうかは最後までわかりません。
※雨天時は24日に順延。
見ればあなたの中で何かがきっと変わる、つなわたり。
ご期待下さい。