寺田和子「犬歴60年、猫歴30年」


 夜の部のト―カーはボランティア・スタッフの寺田和子さん。実は僕は寺田さんのトークタイトルを誤って表記してしまっていました。「犬暦60年、猫暦30年」と、「歴」の字を「暦」と誤って表記してしまっていました(すいません、単純なミスです)。正しくは、上記のとおりです。
 さて、上に掲載した写真のとおり、寺田さんには資料をたくさん持ってきてもらいました。小屋に貼っているのは新聞記事の切り抜きで、そのほか絵本や写真をギャラリー内に掲示しました。
 僕自身もかつて犬を飼っていましたので、寺田さんのお話を興味深く聞きました。家族の一員と言ってもよいほどに(場合によってはそれ以上に)、犬は僕の人生と深くかかわっています。
 なんだか泣けてくるんですよね、犬の話をしている時って。僕を見つめていたあのピュアな瞳を思い出すと、もっと自由にさせてあげればよかったな、とか、散歩にもっと連れて行ってあげればよかったなと後悔の念がうっすらと滲んできます【安河内】