ギャラリー北の展示プラン

東さんより、ギャラリー北の展示プランが届きました!


お子さんが誕生されて以来、当たり前のように大人サイズの作品をつくることに
疑問を感じるようになったという東さん。
今回は、子育てを経験したボランティア・スタッフの知恵や経験を借りながら、
親子が一緒に楽しめる場をつくろうとしています。

普段なかなかギャラリーには足を運ばないという
小さいお子さんをつれたお母さん、お父さんが
この展覧会をきっかけに京都芸術センターに来てくれたら嬉しいです!

毛原さんとのミーティング(3)

展示会場は、ギャラリー北が東さん、ギャラリー南が毛原さんに決まりました。

ギャラリー南の毛原さんは、ラジオやテレビの放送を使って、各地でさまざまなプロジェクトを行っているラジオ・アーティスト。
前回のミーティングでは、参加していたみなさんに実際にラジオ放送を体験してもらうことで、
放送のおもしろさを実感してもらいました。

今回の展示では、ギャラリー内にテレビやラジオを中心とした家(部屋)をつくろうと考えている毛原さん。
そのテレビやラジオで展示のときに流れている番組を、てんとうむしプロジェクトのメンバーと一緒につくっていこうとしています。

そんなわけで、今日はどんなテレビ(ラジオ)番組をつくるかの話し合い。
どんな番組ができあがるのでしょうか・・・?

ボランティアさんからはたくさんのおもしろそうなアイデアが出てきました!

ミーティングで出てきたアイデアをもとに、
次回は一日かけて撮影を行います!

こどもみらい館に視察へ行く

今回の展覧会NEW HOMEで、こども(特に未就学児)を連れた親子を対象にしたいと考えている東さん。


展覧会と、京都芸術センターに、たくさんの親子連れに来てもらえるようにするには、いったいどんな工夫が必要なのでしょうか。

授乳スペースやおむつ替えスペースなど、いろいろ準備することがありそうです。

まずはどんな設備が必要なのかを知るため、東さんとスタッフとで、中京区にある「こどもみらい館」を訪ねてみることにしました!


乳幼児の子育て支援の拠点ともなっているこどもみらい館

中に入ると、遊具のたくさんある「こども元気ランド」で、たくさんのこどもたちとお父さん、お母さんが遊んでいました。




少々緊張しながら職員さんに話を聞いてみることに。

事務所でたずねてみると、職員さんが快く迎え入れてくれ、いろいろな質問にも答えてくださいました!


そこでわかったこと&アドバイスは、

・どんな年齢の子でも、保護者の方が目を離してしまうと危ない!

・0歳児〜2歳児と3歳児〜5歳児、小学生以上のこどもでは、それぞれ活動量が全然ちがうので一緒の場所で遊ぶと危ない

・こどもが口に入れるものは、毎日アルコール消毒

・授乳スペースが確保されていて、トイレにもおむつ替え用シートが完備されている

・こどもが転んでもいいように、床にカーペットをひいてある

・職員さんは元保育士さんや幼稚園の園長さん。

・ボランティアさんには10回以上の講習。

・こどもから目を離さないように、いろんな貼り紙で呼びかけ。

・こどもとお父さん、お母さんとの時間をよりよいものにするために携帯電話は切るように呼びかけ

 etc・・・



たくさんの親子を迎え入れ、お母さん・お父さんたちの相談所にもなっているこどもみらい館だからこそ、

さまざまな工夫をこらしていることがわかりました。

言われてみると、確かにさまざまな場所に貼り紙が・・・



さて、これは大変だ・・・!

京都芸術センターを親子連れでにぎわうようにするためには、いろいろ考えることがありそうです。

頭を悩ませる東さん(とスタッフ)。



それでも、東さんのパラシュートの作品は、職員さんにも大好評!

中に入れるものは、どんなこどもでも大喜びしますよ、とのお墨付きです。

今回の展覧会でも、こどもがたくさん遊んでいる様子を見たいものです!

さて、4月まであと一ヶ月。ここからが勝負です!

毛原さんとのミーティング(1)(2)

2月上旬に京都芸術センターにて毛原さんとのミーティングを行いました。


ミーティング開始後、毛原さんがかばんからおもむろに取り出したものは・・・
懐かしのファミコン(!)を利用したラジオ発信機でした。
コントローラーについているマイクに向かって話すと、声が電波に乗ってラジオ放送されます。


それでは実際に使って遊んでみよう!
ということで…


即席ラジオ番組を京都芸術センターからお届けします!

参加者は隣の人に質問し、質問された人は答える、そしてそのまた隣の人に質問するというのがルールです。

みなさん、マイクを持つと少し緊張するのか、饒舌になったり、
無口になったり、人格が変わったり(!)と普段とは違う一面が見られました。
ラジオ番組という形式だからこそ、普段しないような質問が飛び出したりすることも。
みなさん存分にラジオ番組出演を楽しんだようでした。


今回の展覧会「NEW HOME」では、ギャラリー内にみんなの「家」をつくろうと考えています。
その家の中のテレビやラジオでは、プロジェクトメンバーとつくる番組が流れる予定です。

番組のアイデアを随時募集します!

次回毛原さんとのミーティングは
3月5日(水)18:30-20:00を予定しています。

東さんとのミーティング(2)

2月16日に京都芸術センターにて東さんとのミーティングを行いました。

東さんは前回のプロジェクトメンバーとのミーティングをふまえて、
今回の展示プランについていろいろ考えてきてくれたようです。

前回パラシュートの作品を見たボランティア・スタッフからは、
「服にしたい!」という声が上がっていました。

そして作ってきてくれた試作品がこれ!


パラシュートを使った服、かわいいですね〜!

今回の展示では、新作の服の作品を数点と、
飛ばして遊べるパラシュートの作品をたくさん展示し、親子で遊べる展覧会にしようと考えています。
パラシュートの作品作りにはプロジェクトメンバーも参加します。

監視のボランティア・スタッフには、普段のような監視の仕方ではなく、
積極的にお客さんと一緒に遊んでもらおう!ということになりました。

どんな展覧会になるのか、とっても楽しみです!

1月25日 東さんとのミーティング

1月25日、招聘作家の東明さんとミーティングを行いました。
彫刻科を卒業し、枝や布、ビニールなどの素材を使った立体作品を制作してきた東さん。
近年はパラシュートの原理を利用した作品に取り組んでいます。
作品は製品化するなど、美術作家としての活動の幅を精力的に広げています。

※東さんの「ペンギンのパラシュート」は第一回ほぼ日作品大賞で、ひびのこづえ賞を受賞!
http://www.1101.com/store/sakuhin2011/penguin/


そんな東さんですが、良いパパという一面も。
昨年の春にお子さんが誕生して以来、子どもの見ている世界に興味を持つようになったという東さん。
2013年の夏には、広島市現代美術館で子どもを対象としたワークショップも開催しました。

そのときの試作品を今回のミーティングでもってきてくれました!
かばんから取り出した布を広げ、空気をいれるように前後に動かすと・・・




大きな円錐状のパラシュートが膨らみました!
軽い素材でできているので空気を入れるとふわふわと飛ばすこともできます。
初めて見る作品に、プロジェクトメンバーも大興奮。


大人でも思わず中に入ってみたくなりますが、
昨年の夏に行った子ども向けワークショップでは大好評だったとか。
今回のプロジェクトでも、子どもも大人も楽しめる作品をつくっていきたいと考えているそうです。


作品を前にしたプロジェクトメンバーからは、「風を下からあてて飛ばしてみては!?」という案や、
「服にしたい!」という声など、たくさんのアイデアが出てきました。

次回のミーティングでは、今回プロジェクトメンバーから出たアイデアをもとにした
試作品を作ってきてくださる予定です。
果たしてどんなものになっているのか・・・?どうぞお楽しみに!

プロジェクト説明会のご報告

2010年の開始以来、京都芸術センターのボランティア・スタッフとアーティストとともに進めてきたてんろうむしプロジェクトですが、
今回のプロジェクトでは、「NEW HOME」というコンセプトのもと、一般からもプロジェクトメンバーを募集します。
1月19日・25日と、新規の方や、今までのミーティングに参加していなかったボランティア・スタッフを対象にプロジェクトの説明会を行いました。

説明会に参加された方の中には、主婦の方や、京都の芸術大学に通っている学生さん、中には高校生の方も!多彩なメンバーが集まりました。
これまでてんとうむしにプロジェクトに参加したことがない、というボランティア・スタッフや、
京都芸術センターに来るのがはじめて!という方にもお越しいただき、
今まで以上にたくさんの方を巻き込むてんとうむしプロジェクトとなりそうです。
これから一緒に展覧会をつくっていくのが楽しみです!